海山にこいま 熊野古道バックパッカー

あぁ和歌山!

先日、紀北町制20周年式典から着替えに自宅に戻ると自宅の前をバックパッカーで歩く欧米?の男女が。

ボクが頭下げると、片言でこんにちわ〜と。

ボクはとっさにハブアナイストリップ!(良い旅を)と声をかけた。すると素敵な女性は満悦の笑顔でサンキュー♪と。

ボクの時間が止まった。一瞬にしてまるでボクがバックパッカーしている感覚におちいった。

これだ!この感動だ!忘れかけていた!と自分のバックパッカー熱にスイッチが入った。

極端な話しだが、私どものこの田舎の地は熊野古道を大切にして、声かけするだけで人は来ると思っているんだ。

それもインバウンドの人に多国語で挨拶できたなら、インバウンドの人には素晴らしい感動となり良い思い出としてくれるだろう。

難しい事より大切なのは、やっぱり心だな!と思う。

ハイになったお二人さんをまたね〜と見送った。

またね〜が理解できるはずないと思うのだが、明るく旅立って行った。



またまた先日だが、所用で和歌山に行って来た。

所用を済ませ向かった先はここだ。

さっぱりわからんね。いや、ここは以前歩いた紀伊路の南部と言うまち。梅の有名な産地だ。

この時ボクは海岸側が本当のコースではないか?と思い目指していたのだが断崖絶壁が見えたのであっけなく諦めマップ通りのコースを千里王子に向けて行ったのだった。

この車道を歩けば良かったのだなと(汗)。

目指す方向に僅かに進むと水平線が見えた。

峠だったのだ。本来行きたかった場所を見ておきたい!いや、下見したかったのだ。そう下見だな!と複雑な心境で。

まーくんの体力に合わせ、南部駅から切目の駅ぐらいまで、皆んなでまた一泊で歩きたいと勝手に思ってるんだ。今度はガチな野宿の旅の醍醐味?を感じてほしいとね。

そこには素晴らしいガンダーラの世界があるじょ!と(笑)。



ボクのバックパッカーブログを読み直してみた。

最終の和歌山市野宿で心折れたんだな。

しかし、次には歩きたい所いっぱい!と書いてある。呑気なものだ(笑)。

あのインバウンドのお二人に言われた気分だ。

良い旅を!と。

うん。歩く旅を続けたいな。

(笑)



by理事長

-海山にこいま, 熊野古道バックパッカー